…に引き続き、今回はタイヤの正しい保管方法についてです!!

  • タイヤの正しい保管方法で寿命を延ばそう
  • まとめ

タイヤの正しい保管方法で寿命を延ばそう!!

タイヤを保管する際のポイントは、ゴムの性質を考慮することです。
特にスタッドレスタイヤの場合は、ゴムが硬くなると性能を十分に発揮することが出来なくなってしまいますよね。

ですのでゴムの柔らかさを保つことが非常に重要です。
ゴムの劣化や硬化の進行は保管時の状態や保管場所の環境によって大きく差が出ます。

それでは、寿命を延ばすタイヤの保管方法です!

保管の手順 『しっかり洗う』

使用後のタイヤには沢山の汚れが付着しています。
その中でもタイヤへ悪影響を及ぼす代表が

・融雪剤(塩化カルシウム)
・油脂(タイヤワックスも含む)です。

融雪剤とは雪を解かす薬品で雪道に散布されているものです。
タイヤに付着したまま保管をしているとゴムの劣化が早まってしまいます。

またタイヤワックスなどの油分は紫外線などにより時間が経つと劣化します。
この劣化した油脂が付着したままにしているとタイヤのゴムが劣化してしまうのです。

さらに!!

塗装がされていない鉄のアルミ(ホイール)は、融雪剤が付着したまま保管すると錆びてしまうこともあります。

しかも!!

これらの汚れは水洗いでは落ちません。

ということで、しっかり洗剤で汚れを落としてから保管すると寿命が延びます。

保管の手順 『タイヤに目印を付ける』

タイヤやホイールを外した後は、前後左右が分からなくなってしまうことが多いですよね。
再度装着する際に困らないためにも、外した直後に「右前」「左後」など目印をつけておくと良いですよ!

保管の手順 『直射日光の当たらない場所を探す』

紫外線や高温はタイヤのゴムにとって大敵です。
またタイヤのみの保管では、タイヤの内側に異物が入らないようにしておくことも大切。

 倉庫や室内の場合・・・直射日光の当たらない換気のできるところへ保管し、ホコリ防止にタイヤカバーやタオルなどを上からかぶせておくと良いですね。

 庭やベランダの場合・・・直射日光や雨の当たらない場所へ保管し、雨水や紫外線を防ぐためタイヤカバーなどをかぶせておきましょう。

※最近はこんなタイヤカバーがあります

タイヤカバー 4本セット13~19インチ対応タイヤカバーφ65cm×30cmサマータイヤ スタッドレスタイヤ タイヤカバー

感想(237件)

保管の手順 『敷物を用意する』

タイヤのみの場合は、長期間保管をするとタイヤの油など薬品がにじみ出る場合があります。
そうでなくても黒いすす汚れのようなものが付着していき地面が汚れていきます。

タイヤやホイールを外したら、ビニールシートや段ボールなどの上にタイヤを保管することをオススメします!

保管の手順 『タイヤを置く』

タイヤのみ保管の場合は横へ寝かせて積み重ねると、一番下のタイヤから変形し次回の使用で空気がうまくはいらなくなってしまいます。

またホイール(アルミ)とセットで保管する場合、立てて置いておくと接地面が変形してしまうことがあります。

では、正しい保管方法とは?

●ホイールとセットの場合

空気圧を通常の2分の1まで下げ、横へ寝かせて積み上げましょう。

アルミ付き

空気圧の増減はガソリンスタンドでも無料で行うことが出来ます。
また空気が抜けないよう、バルブ(栓)をしっかり締めておくことも大切です!

●タイヤのみの場合

【置き方1】縦置き・・・縦して壁に立てかけるように保管すると変形が防げます。

たてかけ

【置き方2】横置き・・・タイヤが変形しないようホイールの代わりに缶や瓶などを挟んでおきましょう。

よこずみ

【置き方3】タイヤラック・・・地面に直接置いておくよりも、圧倒的にタイヤが長持ちします。

・ステンレス製
・タイヤのサイズに適正なもの
・カバー付きのもの
・良い評価、レビューが書かれているもの

この条件を満たしていれば、ラック・タイヤ共に長持ちしますので

正直なところ、わざわざ高い値段をだしてまで一流のメーカー品を購入する必要は全くありませんね!

上でご紹介した オートウェイ は、外国メーカーのタイヤも扱っています。

国産だと4本セットなんてもの凄く高いですが、外国メーカーだと、びっくりするくらい安いです。
でも私が購入したものは、性能に全く問題ありませんでしたよ!

本日のまとめ

スタッドレスタイヤを長持ちさせるには、ほかにも・・・

急ブレーキや急カーブを避けること

前後のタイヤをシーズンごとにローテーションする

など、こまめな対策も効果的ですね。とにかく3原則は
走行・セルフチェック・保管が長寿のカギです!!!

スタッドレスタイヤのノウハウをまとめたサイトを作りました!