最近では某コーティングメーカーのCMが流れるほど車のボディコーティングが有名になってきました!
お車をご購入の際にも販売店でコーティングを勧められるほどですよね。
昔では、車をきれいにする=ワックス だった常識が最近では、ポリマーコーティング→ガラスコーティング と変化してきました。
そこで本日は、ポリマーとガラスコーティングとの違いの比較をしていきます。

ポリマーコーティングのメリット

  • 専門店で施工すると値段が安い
  • ツヤが出るのでキズが目立ちにくくなる
  • 樹脂なので、上から塗れば再施工できる
  • 市販のコーティング剤があるくらい簡単に塗布できる

ディーラーさんがガラスコーティングと謳っているもの、これは厳密に言うとガラス系ポリマーコーティングガラスコーティングではなく、ガラス成分が少量入ったポリマーコーティングですね。そういう意味では、最近CMで目にする某コーティングメーカーもポリマーコーティングの1つです。

ポリマーコーティングのデメリット

  • コーティングが柔らかいのでキズが付く
  • 樹脂なので、劣化が早い
  • 実際には持続が短い(1~3か月程度)
  • 油が多く含まれるので、劣化するとしつこい油膜になる
  • キレイを持続させるならメンテナンスが頻繁に
  • 市販のコーティング剤は、簡単だが品質は良くない

では、詳しくまとめていきます。

ワックス>ポリマー>ガラスコーティング

これは、油の多い順=安い順=簡単な順です。ワックス(ほぼ油でできている)が良い例で、油が多いほど簡単でポリマーコーティングも同様に、一般の方でも塗布できるよう油が多く含まれています。さらに塗布が楽なものほどリーズナブルですね。
逆に、ガラスコーティングは塗布が難しいので、ほとんど油の含まれていないような高品質なコーティング剤は市販もされていません。
ですので専門店では人件費がかかり、専門店での施工料金も高いですよね。油の多さや塗布の簡単さは値段と関係性があるのかもしれません。

ポリマーコーティングは長持ちする?

ワックスやポリマーは、塗っておしまい!
ガラスコーティングのように、化学変化で固まるわけではないので、ガラスコーティングほど効果が長持ちしてくれません。そして、油を多く含んでいるので劣化が思いのほか早く、メンテナンスを怠ると塗装にダメージを与えてしまいます。

例えば、両者ともコーティング面が劣化してきた場合を比較すると…
ワックスやポリマーコーティングはそのコーティング自体が劣化し塗装にダメージを与えます。対策はコーティングを除去し再塗布するしかありません。
ガラスコーティングの場合は、劣化物が付着している状態がほとんど。だから比較的簡単なメンテナンスで十分なのです。

逆に!ワックスやポリマーは除去が簡単ですが、ガラスコーティングは超難しいです。私も、ものすごい時間と労力を費やした覚えがあります。

劣化→除去の面で比較すると

ワックス・・・持ちが悪く劣化が早いのですが、洗車するだけで簡単に除去できます。

ガラスコーティング・・・コーティングの持ちが良く劣化がとても遅いですが、除去するに難しいです。

ポリマーコーティング・・・上記の中間になります。つまり、長持ちはせず除去はワックスよりも難しいです。

本日のまとめ

ポリマーコーティングは、とにかくツヤがすごいです。

ワックスのテカテカ感とガラスコーティングの透明感の中間といったら伝わるでしょうか、綺麗ですよね。かつて車の綺麗を保つといえばワックス!それが、洗車の手間を考えポリマーコーティングへ!さらには、メンテナンスや持続でガラスコーティングへと変化してきました。

全てのコーティングに言えることですが、やはりメンテナンスを怠るとコーティングは長持ちしてくれません。とくに、ポリマーコーティングはガラスコーティングに比べると頻繁なメンテナンスが必要なので車のために時間を作ることも大切です。

またポリマーは細かいキズが付きやすいので、正しい洗車の方法を見に付けておくとより良いですね。そしてメンテナンスが重要。施工前にメンテナンス方法をしっかり調べておくことが効果持続のカギとなります。
専門店や販売店で施工する際には担当の方に詳しいメンテナンス方法を聞くこと、DIYの場合はしっかり説明書を読むことが長持ちの秘訣ですね。

参考自社HP「 コーティングの種類比較 」