ガラスコーティングをかけてから数年が経ち「そろそろ一度ガラスコーティングを剥離したい」なんて方もいらっしゃるかと思います。

また、そうでなくても“硬化不良”といって化学変化の途中(施工直後の数週間)に水滴などが付着してしまい、跡が残ってしまった場合などは剥離が必要なケースもありますね。

さらには「手で擦ると剥がれる」「強く洗車すると剥がれる」などの憶測も飛び交っています。

本日は、そんなご質問の多い「ガラスコーティングの剥がし方・剥離の方法」について更新していきますね!

洗車や脱脂などで剥がせますか?

洗車や脱脂などで剥がれることはありません!

ワックスや簡易的なポリマーコーティングは油で出来ており、また被膜が非常に弱く洗車などで簡単に落ちてしまいます。
ですが、ガラスコーティングは被膜が洗車や脱脂したことによって落ちることは絶対にありません。

コーティング面を手で擦ると剥がれますか?

傷が付くとともに剥がれる場合があります。

ガラスコーティングのみならず、塗装面もそうですが強く擦れば傷が付いてしまいます。
深く傷が付いてしまえば、その部分のみ塗装とともに剥がれてしまうことがあるかもしれません。

ですがほとんどの場合はガラスコーティング上の撥水層が落ちていますが、メインであるガラスコーティング面は残っています。

ガラスコーティングは強く洗車すると落ちますか?

圧力をかけても洗車で落ちることはありません。

ガラスコーティングは強く圧力をかけて洗車をしてもコーティング被膜が落ちることはありません。
ですが、強い洗剤で何度も洗うと撥水層が落ちてしまうことはあります。

そうでなくても洗車には洗車傷が付くリスクがともなりますので、基本的には優しく洗車しましょう。

どうすればガラスコーティングは落ちますか?

具体的には「コンパウンド」「化学薬品」「火山灰」「石灰水」などがあります。

ガラスコーティングは化学変化によって強固に硬化しています。ですのでコンパウンドの使用によるボディ磨きで剥離することができます。

またシンナーなどの化学薬品や雨に溶けた火山灰、コンクリートのヒビからもれる石灰水などが付着した場合は溶けて剥がれてしまうこともあります。

この場合は塗装も同時に剥がれてしまうことも多く、ガラスコーティングの有無にかかわらず気を付けたいものですね。

ボディ磨きでどうやって剥離するんですか?

コンパウンドを使用してポリッシャーを用いて磨きます。

ボディ磨きはポリッシャーを用いてコンパウンドを使用して行います。

コーティング後のボディ表面は上から順に「撥水層・コーティング層・クリア塗装の層・カラー塗装の層」という状態になっているのですが、そのうち「撥水層・コーティング層」のみを磨き取ります。

ちなみにこの撥水層とコーティング層の厚みというのは数ミクロンという単位で、残念ながらボディ磨き初心者の方が安易に行えるレベルのものではありません。
力加減やコンパウンドの量、ポリッシャーの回転速度によっては塗装まで剥がれてしまうということにもなりかねない作業なのです。

どこへ行けば剥がしてもらえますか?

まずはガラスコーティング専門店へ問い合わせてみましょう!

ガラスコーティング専門店であればそれなりの知識や技術を兼ね備えています。
まずはお電話で問い合わせてみるのも良いですね!

もちろん他店で施工したガラスコーティングを剥離してくれるお店も多く存在しますので、ガラスコーティングを施工したお店でなくても大丈夫です。

参考自社HP「 洗車の方法.com 」